社会保険労務士制度の確立と強化を図るための法律改正を実現させるためには、数多くの理解
者と協力者を国政の場に求める必要があります。このための政治活動を、法定団体である全国社
会保険労務士会連合会が行うことは政治資金規正法等により幾多の制約があるため、その実効を
上げるために、会員の総意により全国社会保険労務士政治連盟
が設立されております。
 
 第8次の法改正につきましては、平成17年から全国政連が重点
課題として取り組んでまいりましたが、26年11月14日、第177回
臨時国会において成立しました。第一は個別労働関係紛争に関す
る民間紛争関係手続きにおける紛争目的価額の引き上げ、第二は
補佐人制度の創設、第三は社員が一人の社会保険労務士法人の
創設であり、第一と第二については27年4月から、第三について
は28年1月から施行されております。
   
 支部として機能を有する群馬県社会保険労務士政治連盟は、
設立以来先輩社会保険労務士の活発な活動に支えられて今日に
群馬県社会保険労務士政治連盟
至っておりますが、群馬県社会保険労務士会との緊密な連携の
会長 松田 正憲
もとに、次の事項を平成28年度群馬県当初予算に対する重点要
望事項として群馬県当局に要望しております。
   
  【平成28年度群馬県当初予算に対する重点要望事項】
 
1.労働条件審査の導入について
「競争の導入による公共サービスの改革」により落札された事業(群馬県指定管理者等)において、安値落札による労働条件の劣悪化を未然に防止するため、就業規則等規程類の適法性の確認、規程類が適正に機能していることの確認、従業員の満足の確認を中心に労働条件審査を導入し、労働社会保険諸法令と労務管理の専門家である社会保険労務士を活用していただきたい。(参考 法務省の取り組み)
2.大学・高等学校での労働関係諸法令・社会保険関係・年金教育の充実について
大学・各種専門学校・高等学校で、「労働基準法・労災保険・雇用保険の各制度及び健康保険・国民年金・厚生年金等について学ぶカリキュラム」を設定し、唯一の国家資格者である社会保険労務士を専門教育者として任用していただきたい。
(参考)群馬県立農林大学校・群馬大学工学部の取組み
3.社労士成年後見センター群馬の活用について
認知症・知的障害・精神障害などにより判断能力の十分でない方に対して成年後見人等として支援すべく、前橋家庭裁判所に成年後見人等候補者名簿を提出しました。社会保険労務士は社会保険制度に関わる唯一の国家資格者であり、培ったノウハウ及び知見を社会貢献という形で地域に還元します。ご担当部署である健康福祉部より県内各市町村の該当部署に対しての周知にお力添えをいただきたい。
4.医療労務管理相談コーナー事業について
医療機関(労使問わず)からの労務管理全般に関する相談について、人事・労務管理の専門家である社会保険労務士が毎日相談を受けています。このことを医務課が実施の群馬県医療勤務環境改善支援センターと合わせて各医療機関に周知・広報をお願いしたい。
5.マイナンバー制度について
マイナンバー制度は、28年1月より社会保障分野及び税分野の両分野において運用が開始され、社会保障分野においては社労士が大きな役割を担うことになります。事務所における安全管理措置等についてだけでなく、制度を円滑に進めるため社労士を活用し、事務所・県民への周知・広報をお願いしたい。
   

 社会保険労務士政治連盟の目的は、社会保険労務士の社会的・経済的地位の向上と社会保険
労務士制度の発展を図るために必要な政治活動を行うことであります。
 今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

   
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